サンふじの紹介(11月中旬~12月初旬)
品種のプロフィールをご紹介します。
- 名前
- サンふじ
- 登録年月日
- 1962.04.21
- 登録番号
- りんご農林1号
- 交雑
- 国光×デリシャス
- 出身地
- 青森
- 命名の由来
- 育成地である青森県藤崎町と富士山にちなむ
特徴
- 果形は円~やや長円で、斜形果が生じやすい。大きさは中で300g前後。果色は褐紅色に鮮紅色の縞が入る。こう
- あ(梗窪:果梗側の窪み)にしばしば裂果を生じます。これを蔓割れといっています。果肉は黄白色で硬く、肉質は
- やや粗雑であるが、多汁で甘味が強く、食味は良好で、蜜が入る。日持ち性が極めて優れ、室温で4ヵ月、冷蔵7
- ヶ月程度。現在日本のリンゴ生産量の51%を占めます。当農園では、糖度は例年15~17度以上、果汁たっぷり、
- 蜜入り良好なため、ダントツの一番人気の果物となります。ちなみに、「サンふじ」と「ふじ」の違いは、前者
- は無袋で、後者は有袋で育てられるだけの違いです。前者の方は着色は劣りますが、糖度は高くなります。
- ※ふじは種類が多い
- ふじは、つがる同様、種類が多い品種です。ふじの弱点は、味は良いが、着色が他の品種より劣る点です。そこ
- で、様々な改良がされましたが、一般的に、普通系と着色系とに分かれます。普通系は、色は劣りますが、実は固
- く、酸味が強く、味が濃厚な一方、着色系は、普通系より実は柔らかく、着色が良好です。現在は、管理が楽で、
- 特秀率が高くなる、着色系での栽培がほとんどです。お客様の好みは、酸味が少なく、果汁たっぷりで、実が柔ら
- かい品種をもとめておりますので、当農園でも、今後は着色系の比率を高めていく予定です。